夢も希望もありゃしない8話 「桃川!付いてきなさいよ!」 立ち止まらず、振り返らずカガクは桃川に告げる。 私の名前は瑠璃川カガク、夢の世界なんて、私にはいらないのよ。 「はい!」 桃川は元気に答える。 ■ ■ ■ その頭、ボサボサの髪のてっぺんに、近づかないと見えないであろう小さな花が、ぴょこんと咲いた。 前へ オリジナルページへ favorite0いいね送信中です×※コメントは最大500文字、5回まで送信できます送信送信中です送信しました!
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